既にお店は一軒もなく中日新聞だと来年に廃止ということで下が今池駅の地下街は9月末に廃止になるようです。
廃止後は地下街が通れなくなる訳ではなくお店を壊して地下通路になるようです。
今池・千種の地下街に幕 来年3月めどに廃止
2012年9月16日 08時41分
広さは千種が800平方メートル、今池が1100平方メートルで、それぞれ10店舗前後が営業してきた。クリーニングなど生活に密着したお店から喫茶店や洋服店、宝石店まであった。誕生当初は、すれ違う際に肩がぶつかるほどのにぎわいだったという。
しかし、経営環境は厳しさを増してきた。コンビニなどの台頭のほか、高層ビルの建設ラッシュに沸く名古屋駅周辺に人の流れが移り、通行客は20年前の半分ほどにまで減った。1日当たりの通行客は千種が約5千人、今池は約3千人で、名古屋駅や栄駅の地下街の10分の1程度にすぎない。デフレの象徴として時流に乗った100円ショップでさえ撤退し、次第に空き店舗が目立つようになった。
テナント料では維持費も賄えず、市出資の運営団体「名古屋交通開発機構」によると、両地下街はここ3~4年、年に計約5千万円の赤字を計上してきた。地下の空気を入れ替えるため、億単位のお金がかかる大規模設備の更新期を迎えたのを機に廃止を決めた。
昨年夏ごろからテナントに撤退の要請を始め、今は大半が店を閉めた。廃止後は店舗も壊し、通路にする。
父親の代の66年から、今池の地下街でお好み焼き店や喫茶店などを経営してきた奥村豊さん(50)は「寂しい思いは強いが、時代の流れでやむを得ない」と話した。
株式会社名古屋交通開発機構 千種駅構内のスナップショット
株式会社名古屋交通開発機構 今池駅構内のスナップショット
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